あなたは、誰かを信用したり、信頼することはありますか?
「あなたのことを信用しています。」「あなたのことを信頼しています。」…どちらも同じような意味に思えますが、信用と信頼では、決定的な違いがあります😌
誰かを「信じる」…そんなとき、信用と信頼という言葉の使い分けはできていますか?
多くの方が手に取った本、【自己啓発の源流「アドラー」の教え、嫌われる勇気】でも、信用と信頼について触れられていましたね。
すでに【嫌われる勇気】を読んだという方は、信用と信頼についての違いや理解も深まっていることと思います😌
まだ、読んだことがないという人は、読んでみる価値は大いにあると思います。
世界は極めてシンプルである…
【自己啓発の父】…アドラーに出会えたなら、もう大丈夫
\日常に仕事に活かせる/
この記事では、『信用』と『信頼』の意味や違いについて、僕自身の意見もありつつお届けします。
僕についての簡単な自己紹介もあるので気になる方はこちらから😌 この記事を書いた人【運営者情報】
信用と信頼の違い
信用とは過去のあなたの言動や実績から確かなものと信じて受け入れてもらえること。
信用は、これまであなたが積み上げてきた実績や言動からこの人は、信じるに値するかどうかの判断をします。
身近な例でいうと、銀行などから「お金の借入をしたい」、その場合はこの人は「信用できるのかどうか?」になりますね😌仮に過去の実績がなくとも、担保があれば信用を得ることもできるでしょう。
僕は「信用」とは、基本的に「あなたの感情を重きに置くことはない」と考えています。
こう言うと、「あなたは冷たい人だ」と思われそうですね😢
完全に仕事上の付き合いだけという関係であれば、お金関係のこと、仕事を任せる任せないも、相手のこれまでの実績や言動から判断をして決めているので、その場合は相手を「信用するかしないか」ということになりますね😌
完全にこの人はこれまでの実績をみても、「信用できない」、と判断した場合は、相手がどんなにこちらの情に訴えてこようと、よほどのことがない限り決断は変わらないでしょう。
例えば、あなたの知り合いが「お金に困っている、お金を貸してほしい」と訪ねてきたとしましょう。
その知り合いは他にも色々な人からお金を借りており、いまだ誰にもお金を返していない、そんな知り合いにあなたは、簡単にお金を貸すことができるでしょうか?
おそらくほとんどの方が、「誰にもまだお金を返していない?、この人にお金を貸したら返ってこなくなるかもしれない…信用できない…」、そんなふうに考えませんか?
信用とは、「この人は信じれるだけの条件を満たしているかどうか?」によって決まる、条件付きのものだど思います。
信頼とは相手を信じて頼りにすること。この人なら頼れると信じること。
「信用」とは、基本的に「あなたの感情を重きに置くことはない」と言いましたが、これが「信頼」になると逆になり、「あなたの感情、想いを受け入れます。」に変わります。
「この人は信じれるだけの条件を満たしているかどうか?」によって決まる、条件付きのものだど言いましたが、「信頼」になると無条件に変わります。
先ほどの例えからいうと、銀行などからの借入では、「信用」が「信頼」に変わることはないでしょう。
けれど、あなたの元に知り合いが「お金を貸してほしい」と言ってきた場合には、「信用」が「信頼」になるときもあるでしょう。
お金を貸したとして、なかなか返してくれなくとも「いつか返してくれる」、と信じて待ち続けるのが「信頼」になります😌
仕事上の付き合いだけという関係であっても、「信用」から「信頼」に変わるときはありますね😌
長い付き合いや深い関係の間柄になると、相手が困っていれば例え信用がなくともその人を信頼し、手を貸すでしょう。
信用と信頼の違いを簡単にまとめると
- 信用…相手の感情、想いは基本的に重視しない。こちらが損失を生まないための条件を相手は満たしているかどうか?で判断する。
- 信頼…相手の感情、想いに積極的に答える。例えこちらに損失を生む可能性があったとしても信じ続ける。
自分が大切だと思う人を「信用」しているのか?「信頼」しているのか?
信用と信頼の違いについてはだいたい理解してくれたと思います。
そこであなたに質問です…
あなたが大切だと思う人のことをあなたは「信用」をしています?それとも「信頼」をしていますか?…
「そんなの当然、信頼しているに決まっている!」、と答える人が多いと思います😌
けれど、本当にそうでしょうか?これは簡単なようでとても難しい質問だと思います。
あなたにとっての大切な人とは誰がいますか?家族?古くからの友人、親友?彼氏彼女?仕事仲間?
思い浮かべてみてください。複数人思い浮かぶ人もいるでしょう😌
…どうですか?思い浮かべた相手は全員が心から信頼できそうですか?絶対ともいえる信頼関係がありますか?
もしもあなたが少しでも、その相手に「信じるだけの価値がある」、「信じるだけの条件を満たしている」、「自分に損失を与えるようなことはない」、そういった感情、想いがあればそれは本物の信頼関係とは言えないかもしれません😢
信用と信頼、これは非常に難しいです😢
僕自身も信用と信頼の意味を深く理解していないときは、あの友人とは信頼関係ができていると思っていましたが深く意味を理解したとき、僕はその友人を心から信頼できていないのかもと思いました😢
もちろんその友人が困っているときは、過去の実績や言動など関係なく手を貸すでしょう😌
けれど、こう考えたこともあります…。
たとえ話ですが、もしもその友人が「自信がある、絶対に上手くいく事業を思いついた!そのために資金が必要で借り入れをしようと思っている、保証人になってくれないか?」
そんなとき、「信頼」をしていれば迷わず保証人になるでしょう。
でもきっと僕は「上手くいかなかったときはどうするの?」と思うでしょう😢…それは、「自分に損失を与えられるかもしれない」という思いから考えることで、そういった考えがでてくる時点で僕はその友人のことを「心から信頼している、つもり」、だったのかもしれません😣
そう考えてしまうと「信頼」ではなく「信用」になるのか?なんて疑問に思ってしまいました😣
あなたが思い浮かべた相手は、「信用」しているになりますか?「信頼」しているになりますか?
最後に…
自分が大切だと思う人を「信用」しているのか?「信頼」しているのか?では少し話の内容がややこしくなった気もしますね😣自分が信頼していた、信頼関係ができていると思っていた相手が実は、「信頼」ではなく「信用」だった?
信用と信頼についてそこまで深く理解、考える必要はあるのか?
と言われればそこまで考える必要はないかもしれません😌
けれど、本当の意味での信頼関係というのはとても難しいものだと思います。
例え親子であったとしても我が子に疑いの目を向けてしまうかもしれません…そうなると心から信頼していると言い切れなくなるわけで………とまぁ考えだすときりがないですね😣
疑問に思った方は自分に納得のいく答えを一度、一人でゆっくり考えてみる時間があるといいかもですね😊
最後まで読んで下さりありがとうございます😌
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